大和くんは私と二人だと、こんなことを言ったりする。 未だに陽十香の前ではあんまり笑わない。 もう出会って二ヶ月も経つのに、まだ人見知りを発揮しているのかな。 「お邪魔します」 「はーい」 私は玄関で靴を揃え、部屋の中に入った。 部屋に入る前、キッチンに一人にしては大きいお鍋が置いてあるのを見た。 私ならカレーを作る手間を考えて、レトルトで済ませてしまいそう。 「まだご飯食べないよな?」 「うん、まだそんなにお腹空いてないかも・・・」