「よし、苗ちゃん。出来るところから片付け始めようか」 「は、はいっ!」 美舟さんが見せた優しげな笑顔にまた胸が締め付けられる。 こんな人に、勝てっこない・・・。 私が美舟さんに勝っているとろこなんて、どこもない・・・。 閉店してから片付けの作業は少なくて済むように、洗えるものをどんどん回収していく。 「あ、あたし洗うからそこに置いておいてね!」 「ありがとうございます・・・!」