ねえ、知ってる?【上】




 ドリンクを用意する手が少し震える。


 は、恥ずかしい・・・。


 雅暉さんが、私のことを見ている・・・・・・。


「苗ちゃんは覚えが早いな~。すごいぞ! よしよし」


「っ・・・!!!」


 顔がカーッと赤くなった。


 雅暉さんは、私の頭に手をぽんと置いた。


 触れられたところからどんどん体温が上がってくるのがわかる。