隣を歩いている時も大和くんは車道側を歩いてくれていた。 男の人と二人で歩く経験なんて、今までなかったけどそれくらいは私にもわかった。 道を渡るたびに車道側に立ってくれる大和くんは、きっと女の人と歩くことに慣れているのだろう。 「あ、家ここだよ。本当、ありがとう」 「ううん。どうせ帰り道だったし」 「じゃあ、また学校でね!」 「うん」