『3年の教室』

聖奏「へ〜、それでその袋ねぇ、‪w」

伊織「にやにやしてんじゃねぇよ、」

聖奏「俺は渡さねぇよ?マカロン渡そうかって聞いたのにお兄ちゃん邪魔しないでって言われて傷心気味なんで‪w」

伊織「リア充事情に巻き込むなってか?…学校じゃ秘密なんだけど?」

聖奏「へぇー‪w、ま、そうか。伊織のためを思って、だな‪w」

伊織「学校では他人のフリしてるから、未だに告られてるらしいな‪w」

聖奏「いつも、くたくたで帰ってきてるよ‪w…ほら、早く渡しに行かないと、ほら、行った行った」

伊織「なんだよ、人を避け物みたいにしやがって、酷いお兄様だな‪w」

聖奏「酷くて結構‪w」



『図書室』


姫華「……ひまだ」(誰も来ないんだけど…)

伊織「あ、ひめかはっけーん」

姫華「っ!せんぱ…っ、もう、誰かいたらどーするんですかっ!!」

伊織「ちゃんと確認したから大丈夫♪」

姫華「それで?何か用ですか?」

伊織「冷たいなぁ…せっかくふたりだからイチャイチャできると思ったのにぃ」

姫華「っ//…馬鹿じゃないですかっ!この後、優希たちも来ますからね?」

伊織「ボディガードですか‪w」

姫華「付き合ってるのは優希ちゃんにも言ってませんから。」

伊織「徹底的だなぁ…」

姫華「何か用があるんじゃないですか?早くしないと優希ちゃんたち来ますよ?」

伊織「ん?あぁ、これ。」

姫華「?…なんですかこれ」

伊織「お菓子とか色々、何が好きかわからなかったけど、マカロンとか含め色々なお礼」

姫華「いいんですか?って言うか、それこそお兄ちゃん介した方が良かったのに、」

伊織「いや、聖奏には頼んだんだけどさ、断固として断ってきたし、聖奏がひめかちゃんに渡そうかって聞いたら邪魔しないでって言われたんだから自分で渡して来いって、」

姫華「やっぱりあれ、根に持ってるんだ‪w」

伊織「あー、邪魔って言ったの?」

姫華「結構キツめに言ったから‪wあ、ありがとうございます」

伊織「うん、袋、優希に聞かれたらテキトーに答えといてね」

姫華「大丈夫ですよ、」

優希「あー!先越された!なんでいる訳?姫華ちゃんにてぇ出してないよね!」

伊織「図書室ではお静かに。だろ?」

優希「姫華ちゃん、てぇ出されてないよね?!」

姫華「う、うん、大丈夫だよ?」

紗蘭「ん?何その紙袋」

姫華「あ、マカロンのお礼、夏休みの」

優希・紗蘭「マカロン!?」

伊織「いや、一斉に俺睨みつけんなし、」

紗蘭「なんで聖奏先輩介してないんですかっ!」

伊織「いや、マカロン介してたとしてもお礼介して渡すのは失礼でしょ、それに聖奏介して渡すよりこっちの方が早いから」

優希「やましいもの入ってないでしょうね……」

伊織「誰がそんなもん入れるかっつーの、」

姫華「あはは…(苦笑)まぁまぁ、予鈴なるからそろそろ戻るよ?」