そのまま家に着き、部屋に入る。

「…お邪魔します。」

和弥「そんなに緊張しなくても…」

いや、この状況。緊張しない方がおかしいって。

和弥「飯、今日は鍋でいいか?」

「はい。」

そう言うとキッキンに行きさっき買ってきた袋から
野菜とかを出している。

…手伝わないとだよね。居候なんだし。

「あの…手伝います。」

和弥「体調は良いのか?」

「はい。」

和弥「…じゃ頼むな。白菜とネギ切って。」

そう言われて2人並んで鍋の準備。

そわそわしながらも野菜を切る。
和弥さんはコンロを準備したり、
土鍋に出汁を取ったりしている。

…なに、この状況。
これじゃまるでカップルみたい…じゃん。

急に恥ずかしくなってくる。