洗濯とかをしながら出来るだけ静かに過ごす。

しばらくすると和弥さんが起きてきた。

「おはよ!…大丈夫?」

和弥「あぁ…寝たらだいぶスッキリした」

良かった…

「お粥あるけど…」

和弥「ん、貰う。サンキュな。
…てかお前学校は?」

「休んだよ。」

和弥「はっ⁉︎なんで?」

「えっ…だって熱あるし」

和弥「はっ?亜妃も熱あんのか⁉︎」

「あ、ううん。和弥さんが…」

和弥「俺の事はどうでも良いんだよ、
寝てれば治るから。…ちゃんと学校に行きなさい。」

あれ?休んじゃダメだったっぽい。

…まぁ今日は仕方ないか。

「じゃ、バイトは行ってきていい?」

和弥「当たり前。バイトも休もうとしてたのか?」

「うん。」

「うんって…亜妃が休んだら店が困るだろ?
自分の体調が悪いなら働くなって言うけど、
体調が悪くないなら行っておいで。」

「…わかった。」

夕方、私はバイトに向かった。