そんな苦痛な日々に誰一人助けてなんてくれなかった。

教師も、ほかの生徒も見て見ぬふり。

いじめられてるわたしが悪いと批判。


「どうして、こんなことするの」

「きもいからだよ、お前が」


そういっていじめをするのは親友だった子。

小学生のときから仲がよくて、一緒の中学に入って。

一番に仲良くしていた子。

それなのに、彼女はわたしをいじめるようになった。



それは、わたしが“あの人”と付き合ったから。



おわりのみえないいじめに、わたしは毎日をひたすら耐えて生きるしかなかった――。