そろそろ、好きになれよ

「何?」

横にいる彼に問いかけると


「貸して」


ヒョイっと私からキーパーをとる彼。


「俺、穂乃のこと手伝うわ」


「ありがたいけど早く帰って眠るんじゃなかったの?」



さっきあんなにぼやいてたのに…



「気が変わった。一緒にやれば早く終わんだろ」


「そうだけど…」


私より疲れが溜まっている西宮くんに手伝ってもらうのはなぁって思ってたら


「そしたら穂乃も早く帰れるだろ?だからやる」