「ん~じゃあ…はい。これでいいでしょ!!」
そういってアカネが取り出したのは、
「ネームペン…?」
「そう!!
これで開ける場所マークするから、ナカタはそれに合わせてグッとするだけ!!」
そういって自信満々に言うアカネにため息をつく。
てか、やっぱり文句はいうんだな。
「ほら、早く早く!!ちゃんとできたらご褒美あげるから!!」
グイグイと俺の腕を引っ張るアカネ。
「…わーったよ。」
仕方なくアカネの前に回りそっと右耳に触れる。
「…いくぞ??」
「どーぞどーぞ!!いっちゃって!!」
そんな能天気なアカネを前にばれないように一度ため息をつく。
そして、
バチン
そんな音とともにアカネの耳には俺と同じ違和感。

