そういって思った以上にやさしく振れられた左耳に少し戸惑う。 「ヤサシクオネガイシマス。」 そういってぎゅっと目を閉じる。 バチン。 そんな音とともに左耳に感じた違和感。 「…ど?世界変わった?」 その声にそっと目を開けるといつのまにか俺の前に移動したアカネが笑ってた。 「いたかった??」 なにも反応しない俺を心配そうにのぞき込むアカネ。 さっきまでアカネが触れていた左耳にそっと触れるといままでなかった感触があった。 「…それなりに。」 そういった俺にそうかそうか、と笑うアカネ。