離れたはずの距離を詰めてくるアカネにアカネが近づくたびに冷や汗が止まらない俺。
「いや~、入学式までに開けたいと思ってたんだけど一人じゃ不安じゃん。
でもよく考えたら私には心優しい幼馴染がいるな~って思ったの。」
ね、カズくん♪とめったに呼ばない名前を呼びながら俺に目線をあわせしゃがみこむアカネ。
急な名前呼びと近づいた距離のせいなのか、もう逃げられないと悟った恐怖からなのか心拍数が上がる。
「一緒に開けるよね??」
そういったアカネに逆らえない俺には、
「…よろこんで~…」
そういって笑い返すしか選択肢は残されていなかった。

