『...迷った。』


くそ、どこだよここ。


これならあいつに道案内させるべきだったか?


いや 普通理事長室ってわかりやすい場所に
あるんじゃねーのかよ。くそ。


『あー、どうすっかこの状況。』


って考えても時間の無駄だし、しょうがねぇけどまた誰が捕まえて聞くか、


『っと、いいところに、』


そう言って俺は目の前の銀髪の奴に声をかけた。


『なぁ、ちょっと聞いてもいいか?』


そういうと目の前のやつは振り向いた。


「あ?」

『ぇ、』