『っていわれても本当のことだし?なんなら試し
てみるか?強いよ?俺。』
「上等じゃねぇか。その喧嘩受けてた立つ。
放課後裏門で待ってろ。」
そう言い残して陽は教室を後にしていった。
「大丈夫?陽のことだから本気でやる気だよ?」
『そんな心配そうな顔しなくても、俺強いよ?』
「そりゃ、月狼が強いのなんて百も承知だけどさ
紅蓮の幹部だし陽も相当強いよ?」
とは言ってるものの雪も心の底では俺が月狼だと言うことを疑ってるんだと思う。
『ご心配どーも。まぁ、放課後になったら俺が
月狼かどうかちゃんと証明してやんよ。』
そう言って俺は席を立ち教室を後にした。
