「全員自分の席座れ。HR始めるぞ。」
そういうと思ったよりみんな望の言うことを聞いて自分の席に戻っていった。
さすが、元紅蓮幹部。不良君たちを見る限り
怒ると怖いらしい。
「まず最初に紹介する奴がいる。入ってこい。」
俺は言われた通り教室に足を踏み入れた。
まず目に着いたのはカラフルな頭とケバケバな女
「じゃ篠宮自己紹介しろ。」
そう言われたので仕方ないから名前を言った。
『はい。篠宮 愛斗です。よろしく。』
俺は手短に自己紹介をし、教室をしっかりと見渡すと驚くことに紅蓮の幹部の3人がいた。その中にはずっと、ずっと探してた雪がいた。
......大事な大事な私の片割れ
「じゃあ席は窓際の1番後ろな。連絡事項は特に
なし。HR終わり。」
そう言って望は気だるげに出て行った。
