周りになにかあるとぶつけて壊しちゃうので、厨房裏の庭掃除とか、ゴミ出しとかのお手伝い。ゴミ出し中にこけても自分で処理できるから、誰にも迷惑かけないというのがポイント。どうだ。って、誰に向かってドヤ顔しているんだか。
自分のペースでお手伝いして、お腹が減ったら残り野菜をもらって料理する。……ひとりホワイト職場をやっています。
そうそう、料理といえば。
なんと、昆布(みたいなの)を発見したんですよ。
いつも通り残り野菜を集めていたら、カピカピに乾いた黒くて硬い板のようなものが、調理台の隅っこの方に残っているのを見つけたんです。なにかしらと思って手に取ると、表面にはちょっと白い粉が吹いていて、爪弾きをすると『カンカン』と硬質な音がします。
「これ、なんですか?」
近くにいたメイドさんに聞くと、それを手に取りまじまじとよく見て。
「海藻が……乾いたものじゃないかしら」
自分のペースでお手伝いして、お腹が減ったら残り野菜をもらって料理する。……ひとりホワイト職場をやっています。
そうそう、料理といえば。
なんと、昆布(みたいなの)を発見したんですよ。
いつも通り残り野菜を集めていたら、カピカピに乾いた黒くて硬い板のようなものが、調理台の隅っこの方に残っているのを見つけたんです。なにかしらと思って手に取ると、表面にはちょっと白い粉が吹いていて、爪弾きをすると『カンカン』と硬質な音がします。
「これ、なんですか?」
近くにいたメイドさんに聞くと、それを手に取りまじまじとよく見て。
「海藻が……乾いたものじゃないかしら」


