だから価値観の近い、高貴な身分のご令嬢をお妃様にした方がいいですよ! って、必死に訴えたというのに。
「ライラは身分を気にせず気楽に話せる数少ない相手だと思っている」
「おぅ……」
まさかここにきて、気軽に話していたことがあだになるとは。というか、竜王様、私の反論を全部論破してしまうし。
「もう。ああ言えばこう言う」
「それは仕方なかろう。なりふりかまっている場合ではないからな」
竜王様がそんな必死にならなくても。
私だって竜王様のことは嫌いじゃないですよ。でも、竜王様ご自身のことを考えたら、私にかまわない方がいいと思うんです。
仕方ない、残るはこれですね。
「超絶怪しい下っ端メイドをお妃様にするって、周りの方々が許しませんよ」
「自分の妃は自分で決める。余はライラを妃にすると決めたのだ、誰にも文句は言わせぬ」
「ええ~!?」
「ライラは身分を気にせず気楽に話せる数少ない相手だと思っている」
「おぅ……」
まさかここにきて、気軽に話していたことがあだになるとは。というか、竜王様、私の反論を全部論破してしまうし。
「もう。ああ言えばこう言う」
「それは仕方なかろう。なりふりかまっている場合ではないからな」
竜王様がそんな必死にならなくても。
私だって竜王様のことは嫌いじゃないですよ。でも、竜王様ご自身のことを考えたら、私にかまわない方がいいと思うんです。
仕方ない、残るはこれですね。
「超絶怪しい下っ端メイドをお妃様にするって、周りの方々が許しませんよ」
「自分の妃は自分で決める。余はライラを妃にすると決めたのだ、誰にも文句は言わせぬ」
「ええ~!?」


