「そうか。いつもあいつがライラの愚痴を言っているから、つい『また』と言ってしまった」
「もうっ! 竜王様の前でまで言わなくてもいいと思いません?」
「まあそう言うな」
「そのくせ毒味だとかなんとか言って、おやつやスープを二人前以上食べていったりするんですよ。まったく」
「はははっ! しかし、まずかったらそんなにたくさん食べないだろう?」
「まあそうですけど……じゃあ、素直においしいって言えばお代わりも出してあげるのに」
まったく、素直じゃないんだから……って、ここにいないフォーンさんにプリプリ怒っていると。
「ライラのスープも菓子も、うまいから仕方ない」
「ふぇっ!?」
え? いきなりここで褒めますか? フォーンさんの話だったはずなのに、竜王様が褒めますか!? またキュンとさせられてしまいました。
「もうっ! 竜王様の前でまで言わなくてもいいと思いません?」
「まあそう言うな」
「そのくせ毒味だとかなんとか言って、おやつやスープを二人前以上食べていったりするんですよ。まったく」
「はははっ! しかし、まずかったらそんなにたくさん食べないだろう?」
「まあそうですけど……じゃあ、素直においしいって言えばお代わりも出してあげるのに」
まったく、素直じゃないんだから……って、ここにいないフォーンさんにプリプリ怒っていると。
「ライラのスープも菓子も、うまいから仕方ない」
「ふぇっ!?」
え? いきなりここで褒めますか? フォーンさんの話だったはずなのに、竜王様が褒めますか!? またキュンとさせられてしまいました。


