「キス以上のこともしてんのに、これが幼なじみって関係もおかしいと思うけど」
「そ、れは……」
悠くんに頬を撫でられるだけで、そこが熱を帯びる。
恥ずかしくなって、胸がドキドキして。
「うー……でも、付き合ってはない、よ……」
「なんでダメ?」
「悠くんとは幼なじみだし、それに……悠くんにはもっと、お似合いの人がい……んっ」
自分から聞いてきたくせに。
私の言葉を遮って、唇を塞いでくる。
今は私が好き勝手にしていい時間のはずなのに。
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