久しぶりの悠くんだ、今まで離れていた分、たくさん甘やかしてもらおう。 なんて考えてしまったけれど、まずは謝罪である。 「じゃあ着替えてくるから待っててね……! あ、喉は渇いてる?」 「別に。 待ってるから着替えてこいよ、風邪ひく」 「わかった……!」 悠くんがいつも通りで嬉しく、私は大急ぎで着替えた。 まずは悠くんに謝るのだ。 避けてごめんなさいって。 それが第一優先だとわかっていたけれど、いざ悠くんを前にしたとき……。