それからしばらく経ったある晩、マリアはまた同じ道を通ることになった。
この日は懐中電灯を持って出かけたけれどこのときも、どこからともなく満月みたいに頭が光ったものたちが現れた。
あたりは、まるですぐそばに満月がふたつあるみたいにあかるくて、暗い夜道の草まではっきり照らし出されていた。
案内をしてくれているのは沼に住む男女の霊だった。その霊たちは、マリアを守るように、道案内をするかのように付き添って、マリアの家の近くの分かれ道に近づいてきた。
この日は懐中電灯を持って出かけたけれどこのときも、どこからともなく満月みたいに頭が光ったものたちが現れた。
あたりは、まるですぐそばに満月がふたつあるみたいにあかるくて、暗い夜道の草まではっきり照らし出されていた。
案内をしてくれているのは沼に住む男女の霊だった。その霊たちは、マリアを守るように、道案内をするかのように付き添って、マリアの家の近くの分かれ道に近づいてきた。
