もう真っ暗だ。



無我夢中に家を出て走ってきたからここがどこかなんて分からない。




とりあえず近くの公園のベンチに座る。




今まで箱の中で暮らしてきた私は行く宛ても頼れる親しい友人もいない。


もうどうでもいいや…