それが"2人に話した方がいい"というメッセージを暗に訴えかけてきているように感じた。

私も言わなきゃいけない。本当の事。
いい加減腹を括らなければならない。
意を決して3人を放課後の教室に呼び出した。

「私も、本当の事を言うね
真昼はもうしってるだろうけど、一緒に聞いていてくれたら嬉しいな」
「うん、分かってるよ」

少女は強い口調で頷く。
相変わらずこういう所では頼もしい。
心強い味方だ。