「ありがとうございますっ」 そう言って伊織様の隣に無理矢理割り込んで洗濯物を抜き出す。 そしてテキパキとたたんでいく。 うんうん。 やっぱロボットは働いてなきゃ。 鼻歌を歌いながらどんどんたたんでいく。 「…多くねぇ?」 伊織様がそう溢す(こぼす)。 「今日はワタシが昨日病院にいて途中で終わっちゃいましたからね。いつもより少し多い程度です」