朝から泣いてしまったが、幸い今日は土曜日。

親も仕事で家に居なく、留守番を頼まれている。
とりあえず、腫れた目をどうにかしようと水道に向かった。

部屋に戻ると、携帯が着信を知らせている。
お母さんかな？と思いながら見ると

それは、唯斗くんからの着信だった。

え、なんで？ずっと話さなかったのに、急に電話？
私がメッセージを送ったから？何かあったから？
出るべき？出ないべき？


なんて1人で混乱しているうちに切れてしまった。

少しだけ、出ればよかったと後悔した。



そんなことを思った自分が、嫌になった。