気づいたら寝ていたらしい。
飛び起きた私は、急いで携帯を見た。
―――新着メッセージ1件。
期待するな、期待するな自分。
そう言い聞かせてから通知を開く。
相手を見て、自然と頬が緩んだ。
彼、唯斗くんからの返信だった。
私が送った5分後に、返信は来ていた。
「返信は、僕がしたいから返します。
ありがとう。琴乃に誕生日を祝ってもらえるなんて思っていなかったから本当に嬉しい。
ずっと琴乃と話したかった。
俺は毎日琴乃のことを考えていたよ。」
大した文じゃない。
普通の文章じゃないか。なのに私は泣いている。
何で?
自分でも分からない。
でも、どうしようも無く溢れる涙は、しばらく止められなかった。
毎日私のことを考えていた?
私だって、毎日貴方のことを考えていた。
相変わらず貴方はずるい人だ。
飛び起きた私は、急いで携帯を見た。
―――新着メッセージ1件。
期待するな、期待するな自分。
そう言い聞かせてから通知を開く。
相手を見て、自然と頬が緩んだ。
彼、唯斗くんからの返信だった。
私が送った5分後に、返信は来ていた。
「返信は、僕がしたいから返します。
ありがとう。琴乃に誕生日を祝ってもらえるなんて思っていなかったから本当に嬉しい。
ずっと琴乃と話したかった。
俺は毎日琴乃のことを考えていたよ。」
大した文じゃない。
普通の文章じゃないか。なのに私は泣いている。
何で?
自分でも分からない。
でも、どうしようも無く溢れる涙は、しばらく止められなかった。
毎日私のことを考えていた?
私だって、毎日貴方のことを考えていた。
相変わらず貴方はずるい人だ。
