先生に恋した日

「さあや〜、ひかり〜やばい先生に聞かれた」
「え??何が??」
「さっきねまなに櫻井先生の話してたのそれでかっこよかった〜とか言ってたら後ろにいたの!!私声でかいし絶対聞かれた」
「おとらしい失敗じゃんw」
「でも好きな人に好きバレしちゃうとかやばいよ」
「おとちゃん好きな人いるの〜?」
やば声でかくて周りに聞こえてた!!
「えっはなちゃん!聞こえてた〜?
まあいるけど〜絶対叶わないんだけどね」
「え〜誰々〜
何部の人〜?」
「サッカー部」
「おとちゃんっぽい!何年生?」
先生なんて言えないし年上っていえば嘘じゃないからいいよね〜
「年上だよ!!」
「年上とかめっちゃいいじゃん。どこ中?」
月城中って言ったら女子校だから先生ってバレちゃうしでも嘘つけない〜
「近くだよ…」
「おと〜別にいえばいいじゃん。誰先生かは内緒にして…」
「ちょっとさあや」
「えっおとちゃん先生が好きなの〜
誰〜当てる」
「やっすー?」
「違うよー」
「じゃあ櫻井先生?」
「…ちが、う…」
「この反応櫻井先生じゃん」
「なんでわかっちゃうの〜
内緒にしてね」