「ねえ、ケイ」 花伊の肩に掌をあてがい、覆い被さる結子。 足を伸ばして座る花伊の太ももには、晶がうとうとしている。 「何だー?」 花伊は、大好きな作家・星新一(単に、作者が星新一さんの本が好きなだけです🙏)のショートショート集を読んでいる。 「フォローとフォロワーって何? ネット上の呪文?」 ぐでーん、と花伊に体重をかける結子。 「私、ネットの事よくわからん」 素っ気なく答える花伊。 「花伊~、インスタってなーにー…?」 目を覚まし、晶はごそごそ とスマートフォンを弄る。