記憶を失ったキミに、100本の薔薇を。



「昨日の夜から……、ずっとなの……。私……、何もしてないのに……」





「七奈、偏頭痛持ちじゃなかったよな?」





「そうだよ……、突然の事で今……、驚いてる……」






「保健室……、一緒に行くか……?」



それが、俺に言える事だった。