その日はまともに授業が受けれなかった。 周りの目なんて気にする余地もない程ぼうっとしていた。 とにかく、七奈のことが心配だった。 その日の昼休みは、七奈のクラスに行った。 七奈の席を見ると、七奈は居なかった。 その代わり、前の席にいた凛花が俯いていた。