『俺と、付き合ってください!』



それまで“友達”だったクマくんに告白されてから、私の生活は一変した。


今まで普通に話してたクマくんから、わかりやすくアタックされ。


それまでは、私と蒼とクマくんと、私の親友の芽依(めい)の4人でいることが多かったけど


クマくんと蒼があんまり話さなくなって…私と蒼も少しずつ離れていった。



その頃蒼が好きだった私は、クマくんのアプローチに応えられなくて、曖昧に濁して…


そして、中学の卒業間近で…久しぶりに蒼と話した。



『……お前さ、
クマのこと好きなの?』