好きになってはいけません。





蒼の指が、頬を撫でた。



「……顔、赤ぇぞ」


「……蒼も」


「………うるさい」



照れくさそうに布団に顔を埋める蒼。


顔を隠したまま、蒼の手が私の頭を撫でる。


……クマくんといい蒼といい、頭を撫でるのクセなのかな?




でも…頭を撫でられるの、好きだな…。