久しぶりに話した。


蒼と。



私を呼ぶ声も、変わらない。


話し方も


変わらない…はずなのに。






私は蒼の…あの最低男の、なにが好きだったんだろう。



そればかりが、頭の中をぐるぐると回っていた。