しばらく無言でいたら、ウトウトしてきちゃって…。 寝ないように必死に目を擦った。 「柚、眠い?」 「あー…はしゃいだから眠いかも…」 芽依が寝ていいよ、と言ってくれる。 もういっそ寝ようか。退屈だし…。 「じゃあ、ちょっと眠るね…」 カバンを抱きしめながら、襲ってきた睡魔に身をゆだねた。