好きになってはいけません。




今から着けるために手に持っていた下着を、思わず投げつけてしまって、


顔面でそれを受けた蒼が、「ピンク?かわいいな」と言いながらまじまじとそれを見ていた。



「もう!マジで変態!!」


「男がいるとこで着替える柚も変態だろ」


「あ、蒼がいるから悪いんじゃん…!!」



もともと違う部屋なわけだし!


蒼がいるのが悪い!!



「ふーん。
じゃあ笑美の部屋でも行こうかな」


「え…っ」


「って言うと、露骨に嫌そうな顔するよな、柚」



ほらよ、と下着を投げ返され、蒼は私に背を向けた。



「もう見ねーから、さっさと着替えたら」



今度こそ寝たのか、すぐに寝息が聞こえてきた。


……ホントに、蒼といるとロクなことない。


好きな人…とか、それだけじゃなくて、


されることが、私には刺激が強すぎて…



ドキドキしすぎて、苦しいよ…。