好きになってはいけません。




それは……やだ。



「いい…よ」


「……わかった」



蒼が部屋に入ってきて、


バタンと扉が閉まった。



もう夜だし、まわりの音も何もない。


シーン…と静まり返った空気の中、


突然、蒼がぎゅっと抱きしめてきた。



「……っ、蒼…?」


「何もしない保証は出来ないって言っただろ」


「……うん」


「それでもいいって、柚が言ったんだから…
俺がすることに、文句言うなよ?」



蒼の腕の中で、うんと頷くと、


蒼は私を抱きかかえてベッドまで移動した。



「柚」



ベッドに座らされて、蒼の熱っぽい瞳と視線が絡まる。



蒼の顔が徐々に近づいてきて…


ベッドに倒れ込むのと同時に、




私は、蒼の唇を受け入れていた。