それから雨の日でも晴れの日でも お昼休みに蒼汰から呼び出されることが たまにあった 〔屋上これる?〕 お弁当を食べて私は屋上に向かう 蒼汰にキスされるのを知って 蒼汰はいつも何も言わない 私はどんどん蒼汰が好きになった 「蒼汰、好き…」 ーーー 返事はいつもキスで返ってきた