偽りのキス


「おまたせ」

振り向いたら清田くんがいた




「とりあえず
ゲームセンター行こうかなって
考えたんだけど、どぉ?」



「うん、楽しそう」



「じゃ、行こっか!」




清田くんは学校と違う匂いがした

香水かな



近付くとほのかに香った



大人っぽくて
少しドキッとした