どんなきみもだいすき


 バタン―――…



 ひさしぶりにお兄ちゃんの部屋に入った。



 『………』

 『………』

 お兄ちゃんが何かを探し出して、

 それを、テーブルの上に置いた。



 『今から紙に書くから見てて』

 『…うん』

 そう言ったお兄ちゃんは、授業中にかける黒淵眼鏡をかけて

 シャープペンシルを握って

 iPhoneを取り出して、紙に何かを書き出した。



 『………』

 みいはお兄ちゃんの書いてる紙をジッと見る。