『平下 大。…大きいって書いて、ともって読むんだ』 大は、優しい目でみいの顔を見て話した。 『珍しい読み方だね。でも…素敵な名前だね』 みいは、そっと微笑んだ。 大は、その笑顔に…見惚れてしまい、胸は高鳴りだしていた。 『………』 大は、無言になり黙ったまま。 『あの…わたし、嫌なこと言ってしまったかな…?』 心配そうに、申し訳なさそうに発したみいに 大は、慌てて口を開いた。