どんなきみもだいすき


 すると―――…


 『…その笑顔、反則だよ』

 ボソッ…と、えみが言った。

 『反則?』

 『可愛いすぎだからさ。女のあたしも、惚れちゃうぐらい』

 えみは、照れながら言った。


 『…えっ』

 わたしは、恥ずかしくなって目を逸らした。


 『ほんと、お姫様みたい』

 『お姫様…?』

 『うん。あたしの妹にしたいぐらい』

 そう言うと、えみはみいの手を握った。