どんなきみもだいすき


 わたしに気づいたみたいで…三人とも、笑顔を向けてくれた。

 お母さんが、わたしに手を振ってくれた。

 わたしも、小さく振り返した。


 すると…お兄ちゃんが、お母さんを見て何かを言った。

 多分、お兄ちゃんは

 『お母さん、もう高校生なんだよ』

 みたいなことを…言ったんだと思う。


 わたしは、おかしくて…だけど嬉しくて

 家族に、笑顔を見せて体育館を出た。