寛貴は、奏多の言葉を待っているのか 黙り込んだまま何も言ってこない。 でも――… 沈黙を破ったのは、寛貴だった。 『それは女として見てるってことか…?』 『...どうだろ、けどこいつの顔とか声とか全部が俺の心を掻き乱すのは事実なんだよね』 奏多は、みいを見つめて…みいの頭を撫でながら呟いた。 『それ…完璧、恋じゃん』 『…やっぱり?』 奏多はニコッ―…と笑った。