ちなみに家にあるものは何でも使ってもいいとも体温計と冷えピタの場所もご丁寧に。
そんなわけで体温計と冷えピタを探して汗を拭くために洗面所にあるタオルを持って先輩の部屋に向かう。
「先輩?」
ベットに近づいて横たわっている先輩に声をかければ目を少し開けて反応してくれる。
優しい先輩は起き上がろうとするからあわてて大丈夫です!、って言えばコクっと頷く。
体温計を使えば一発だけどこれなら正確には測れないだろう。
私の体温と比較するだけでも今は十分かな。
前髪を横に流して手を額にあてて、もう一つの手を先輩のじぶんの額に。
熱いとは思っていたけれど予想以上だ。

