「それで罰ゲームってどうなったの?」 「それはね…」 美咲の話は止まらなそうだったから私が聞いてみるとムフフという言葉続くような笑い方をして、声をボリュームアップさせる。 目をつぶって次の言葉を待つ。 「学校一のモテ男に告白することに決まりました!」 目をパチパチさせる。 学年一? モテ男? っていうかそれよりも。 「こっ告白!?」 意味が分かんない。 もうため息さえ出てこない。 「そうよ。面白いでしょ?」 まぁ確かに面白そうですね。 私がそっち側の立場にいたなら。