「先輩は何が見たいですか?」
迷った私は話しを投げてみることに。
そして先輩の視線をたどってみるとまさかのホラー映画。
話題になっていてよくCMでも見たことがあるもの。
少しだけ目をキラキラさせる先輩を見ると喋ってもいないのに察してしまう。
じゃああれにしましょう、なんて言えてしまえれば解決なんだろうけど。
小さな遊園地にある怖いとは聞かないお化け屋敷でも入ってすぐにギブアップした私には難しい。
顔をひきつらせているけれど特にあれを見たいなんてないし。
もしかすれば克服もできて先輩も見たいものをみれて一石二鳥になるかもだし。
「先輩、あれみましょう」
なんてホラー映画を指させば無意識なのか口角が上がる先輩。

