電源が切れれば無理やり集団からでてきた先輩が私を見つけて近寄ってくる。 「すいません、わざわざ」 「いや気持ちもわかるしいいよ。それより…」 先輩の手が目の前に出たけれど、どういうことかわからず手をじっと見つめる。 それでも分からなかったから今度は先輩を見つめれば私の手を取ってすたすた歩いてしまう。 あぁなるほど、手をつなぐってことだったんだ。 笑顔を振りまいてなんていないのに色んな人が振り返っている。 だけどそれを気にしていない様子がさすがだと思う。