そうだよね、そうだよ。


りゅうちゃんは晴菜の近くにいてあげなくちゃいけない。


あたしより彼女を優先するのは当たり前。


顔を伏せてりゅうちゃんの横を通り過ぎて玄関で靴を履いて家を出る。