「えっ。どういうこと?」

翔は 驚いて聞き返す。

お祖母様と奈緒に 接点は ないはずだから。
 


「私さ、何回も お祖母ちゃんの病室に行って お祖母ちゃんに 愚痴を聞いてもらっていたの。」


奈緒は 恥ずかしそうに言う。
 

「そうだったの。知らなかったよ。でも、どうして?」

翔は聞く。