小学校の高学年頃になると、翔は 自分の家族が 特別だと気付く。

友達のように、家族に 不満がなかったから。

両親も 祖父母も 叔父一家も。


みんな、一緒にいて 楽しくて。

何でも 話すことができた。


みんなと良く話し、お互いを 理解していた。